外構工事を終えたばかりなのに、駐車場やアプローチにうっすらとヒビ…。
「施工ミス?」と不安になりますよね。
実は、コンクリートのひび割れは自然現象のひとつで、完全に防ぐのは難しいものです。
熊谷のように夏場の気温差が大きい地域では、コンクリートの「乾燥収縮」や「温度変化」によって
ひびが入りやすくなります。
つまり、“施工が悪い”とは限らないのです。
コンクリートは水分を含んだ状態で施工され、固まる過程で水分が蒸発します。
このとき体積がわずかに縮むことで、表面に細かな乾燥ひび割れが生じます。
さらに、熊谷の夏は炎天下で50℃近くまで表面温度が上がることも。
昼と夜の温度差による膨張・収縮が繰り返され、微細なひび割れを招くのです。
また、下地の地盤が不均一な場合や、鉄筋が少ない場合も、
荷重や沈下によってひびが出やすくなります。
外構工事の現場では、こうしたひび割れを最小限に抑えるために
「目地(スリット)」という工夫を行います。
これは意図的にコンクリートを分割し、ひびが入っても目立たないようにするための設計。
また、打設時の天候管理や養生も重要です。
急激な乾燥を防ぐために水をまいたり、シートをかけたりといった作業が欠かせません。
信頼できるエクステリア業者なら、こうした細かい管理をしっかり行ってくれます。
細いひびなら、構造上の問題はほとんどありません。
見た目が気になる場合は、補修剤やコンクリート用のコーキングで簡単に修復可能です。
ただし、段差ができるほどのひびや水がしみ込むようなひびは注意が必要。
熊谷のように凍結の恐れがある地域では、早めに業者に相談するのが安心です。
コンクリートのひび割れは、避けられない自然な動きの一部。
大切なのは、原因を知って正しく対処することです。
熊谷で外構工事やエクステリアを計画する際は、
「どんなひび割れ対策をしてくれるか」を業者選びの基準にすると、
施工後も安心して暮らせます。